- ファミリーキャンプは、自然の中で家族と特別な時間を過ごせる貴重な体験です。
普段の生活では味わえない「非日常感」を楽しめるだけでなく、子どもにとっては自然とのふれあいや学びの場にもなります。
また、大人も仕事や日常のストレスから解放され、リフレッシュできるのが魅力です。
しかし、キャンプを快適に楽しむためには、事前の準備がとても重要です。
特に、初心者の場合「何を持っていけばいいのかわからない」という悩みを持つ人も多いでしょう。
キャンプでは、普段の生活とは違い「忘れ物をしても簡単に買い足せない」ことが多いため、持ち物の準備が成功のカギを握ります。
特に、以下の点を意識して準備を進めることが大切です。
- 最低限の必需品を揃える(テント、寝具、調理器具など)
- 快適に過ごすための工夫(防寒対策、虫よけ、便利グッズの活用)
- 子どもや初心者でも安全に楽しめる環境づくり
本記事では、2022年からファミリーキャンプをしている私がファミリーキャンプに必要な持ち物を 「必需品」 と 「あると便利なもの」 に分けて詳しく紹介します。
この記事を読めば、「何を準備すればいいのか」が明確になり、安心してキャンプに出発できます!
ファミリーキャンプについて詳しく知りたかたはこちら
基本装備(テント・寝具)
ファミリーキャンプの快適さを左右するのがテントと寝具の準備です。
ここがしっかりしていないと、夜寒かったり、寝心地が悪かったりして、せっかくのキャンプが疲れるだけのものになってしまいます。
ここでは、テント選びのポイントや快適な睡眠環境を整えるためのアイテムを紹介します。
1. テントの選び方
テントはキャンプの「家」となるため、快適さと機能性を重視して選びましょう。
✅ テント選びのポイント
家族の人数+1人分の広さを確保
- 4人家族なら 5~6人用のテント を選ぶとゆとりがある。
設営が簡単なものを選ぶ
- 初心者には ワンタッチテントやツールームテント がおすすめ。
通気性と防水性をチェック
- 夏は蒸れにくい「ベンチレーション(換気口)」付きが快適。
- 急な雨に備えて「耐水圧1,500mm以上」のものが安心。
🔹 おすすめのテントタイプ
おすすめのファミリー向けテント
設営しやすいツールームテントで、サイドタープ付きルーフフライ標準装備のため、雨の日も過ごしやすいです。
2. グラウンドシート・タープの必要性
✅ グラウンドシート(テントの下に敷くシート)
- テント底面の傷みを防ぐ
- 地面からの湿気を防ぐ
- 撤収時の汚れを軽減
💡 テントより少し小さめのサイズを選ぶと、雨がたまらず快適!
おすすめのグランドシート
おすすめテントと合わせるならこのグランドシートです。インナーテントのサイズとぴったりです。
✅ タープ(雨・日差し対策)
- 日陰を作れて夏でも快適
- 雨の日の食事スペース確保
- リビングスペースが広がる
💡 タープとテントを連結すると、一体感が出て動きやすい!
あると便利なテント関連道具
3. 寝具(快適な睡眠環境)
キャンプでしっかり眠れないと、翌日がつらくなります。
家の布団に近い寝心地を目指して、寝具をしっかり準備しましょう。
✅ 必要な寝具アイテム
💡 秋冬キャンプでは、寝袋の中にインナーシュラフを入れると暖かい!
おすすめインフレーターマット
おすすめシュラフ
調理用品と食事準備
キャンプでの楽しみのひとつが アウトドア料理 です。
しかし、自宅と違ってキッチン設備がないため、 調理器具や食材の準備 をしっかりしておかないと不便を感じることになります。
ここでは、ファミリーキャンプで必須の調理用品と便利グッズを紹介します。
1. キャンプ用バーナー・コンロの種類
キャンプで調理をするためには、 バーナーやコンロ が必須です。
選び方のポイントを押さえて、自分のスタイルに合ったものを選びましょう。
✅ バーナー・コンロの選び方
家族の人数に合わせて選ぶ
- 1〜2人なら シングルバーナー
- 3人以上なら ツーバーナー(2口コンロ) が便利
燃料の種類をチェック
- ガス式(CB缶・OD缶) → 手軽で初心者向け
- ホワイトガソリン式 → 火力が強く、寒冷地でも安定
設営のしやすさも重要
- 組み立てが簡単で、持ち運びやすいものを選ぶ
おすすめのシングルバーナー
2. クッカー・調理器具・カトラリー
キャンプ用の調理器具 は、持ち運びしやすく、収納がコンパクトなものを選ぶと便利です。
✅ 必要な調理用品
おすすめのカトラリーセット
3. クーラーボックスと食材の保存方法
ファミリーキャンプでは 食材の保冷が超重要 です。
特に夏場は、食材が傷まないように しっかりしたクーラーボックス を準備しましょう。
✅ クーラーボックスの選び方
容量は家族の人数に合わせて
- 2〜3人なら 20L前後
- 4人以上なら 40L以上 が目安
保冷力を重視
- ハードタイプ(断熱性が高い) → 長時間のキャンプ向け
- ソフトタイプ(軽量で持ち運びやすい) → 日帰りや1泊向け
保冷剤を活用してさらに長持ち
- 大きめの保冷剤を下に敷く
- 食材をジップロックに入れて直接氷に触れさせない
おすすめのクーラーボックス
まとめ
- キャンプ用コンロは、初心者には「カセットガス式」が使いやすい
- クッカーセットは、重ねて収納できるものを選ぶと便利
- クーラーボックスは「保冷力」と「容量」をチェック!
あると便利な食事関連道具
足の部分が取り外し可能でロースタイルでもハイスタイルでもどちらも使えます。足部分がアルミなので、そこまで重くないのもいいです。
イスは人数分用意できるとみんなで座って食事ができていいです。このイスならコンパクトにできて、持ち運びができる上に椅子の高さを調整できます。
水が近くにないときにあるとすぐに水を使うことができます。しかもコンパクトで持ち運びやすいです。
服装と身の回り品
キャンプでは 気温の変化や天候の影響を受けやすい ため、服装選びがとても重要です。
昼は暑くても夜は冷え込むことがあり、急な雨にも備える必要があります。
また、身の回り品も揃えておくと、より快適に過ごせます。
ここでは、季節ごとのおすすめの服装や、キャンプに必須の身の回り品を紹介します。
1. キャンプに適した服装(季節別)
キャンプでは、動きやすく、汚れても気にならない服装 が基本です。
また、重ね着(レイヤリング)を意識して、気温の変化に対応できるようにしましょう。
✅ 春・秋の服装
- 長袖シャツ&長ズボン(朝晩は冷えるので必須)
- フリースや軽量ジャケット(気温が下がったときの防寒対策)
- 帽子やサングラス(紫外線対策)
✅ 夏の服装
- 速乾性のあるTシャツやポロシャツ(汗をかいても快適)
- 通気性の良い長ズボン(虫刺され&日焼け対策)
- サンダル&スニーカー(川遊び用と歩きやすい靴の2種類)
✅ 冬の服装
- 厚手のアウター(ダウンジャケット・防風ジャケット)
- インナーはヒートテックなどの防寒素材
- 手袋・ニット帽・ネックウォーマーで防寒対策
2. レインウェア・防寒対策
キャンプでは急な天候変化があるため、レインウェアは必須アイテム です。
また、山間部では夜間に冷え込むことが多いため、防寒対策も忘れずに。
✅ レインウェアの選び方
- 上下セパレートタイプがおすすめ(ポンチョより動きやすい)
- 防水性と透湿性のバランスが重要(ムレにくい素材を選ぶ)
- 軽量&コンパクト収納できるものが便利
✅ 防寒アイテム(秋冬・標高の高いキャンプ場向け)
- 厚手の靴下やインナー手袋で体温を逃がさない
- ホッカイロを持参すると、冷えたときに便利
- 寝袋+ブランケットで寒さ対策を強化
おすすめアイテム:マルカの湯たんぽ
マルカの湯たんぽは、コンロでコンロやストーブで温めることができます。これをシュラフに入れれば暖かくして眠れます。
3. タオル・洗面用具・日焼け止め
キャンプでは、汗をかいたり、炊事をしたりするため、タオルや洗面用具も忘れずに 持っていきましょう。
✅ 必須アイテム
- 速乾タオル(軽くてすぐ乾く)
- 歯ブラシ&歯磨き粉(コンパクトなトラベル用が便利)
- ウェットティッシュ&アルコールスプレー(手軽に手を拭ける)
- 日焼け止め&虫よけスプレー(紫外線&虫対策)
まとめ
- 季節に合わせた服装を準備し、重ね着で温度調節しやすくする
- レインウェア&防寒対策を忘れずに!特に標高の高いキャンプ場では必須
- タオルや洗面用具、日焼け止めなどの身の回り品も持参すると快適
安全対策と便利グッズ
キャンプを安全に楽しむためには、事前の準備とリスク管理 が欠かせません。
特にファミリーキャンプでは、子どもがケガをしないように注意する必要があります。
また、便利グッズを活用すると、より快適に過ごせるのでおすすめです。
ここでは、ファーストエイドキット(救急セット) や ランタン・懐中電灯 などの必需品、キャンプを快適にする便利グッズを紹介します。
1. ファーストエイドキットの中身
キャンプ場では すぐに病院に行けない ことが多いため、応急処置ができるアイテム を揃えておくことが重要です。
✅ 必須の救急用品
💡 子どもがいる場合は、キャラクター絆創膏やシロップタイプの薬を用意すると安心!
2. ランタン・懐中電灯・予備バッテリー
キャンプ場は 夜になると真っ暗 になるため、照明器具の準備 は必須です。
✅ 必須の照明器具 • ランタン(テント内・サイト全体の明かり用)
- 懐中電灯(個別の移動用)
- ヘッドライト(両手が空くので便利)
💡 ランタンは「LEDタイプ」なら、火を使わず安心!充電式や電池式を選ぼう。
✅ 予備バッテリー(モバイルバッテリー)も必須!
- スマホやランタンの充電用に持参すると安心
- 大容量タイプ(10,000mAh以上)なら2泊でもOK
3. 虫よけ・日焼け対策・防犯対策
キャンプ場では、虫や日差し、盗難対策 にも気を配りましょう。
✅ 虫よけ対策
- 虫よけスプレー(ディート配合のものが効果的)
- 蚊取り線香&電池式虫よけ器(サイト全体の虫対策)
- 長袖&長ズボンを着用(特に夜の時間帯)
✅ 日焼け対策
- UVカット帽子&サングラス(目元も保護)
- 日焼け止め(SPF50+推奨)
- アームカバー・ネックガード(直射日光を防ぐ)
✅ 防犯対策
- テントの貴重品管理(財布・スマホは小さな防水バッグに入れて持ち歩く)
- 簡易鍵(テントのジッパーに小さな南京錠をつけると安心)
- セキュリティアラーム(不審者対策)
まとめ
- 救急セットは最低限のアイテムを揃えておく(絆創膏・消毒液・頭痛薬など)
- ランタン・懐中電灯・モバイルバッテリーを準備して、夜も安心
- 虫よけ&日焼け対策を万全に!キャンプ場は想像以上に日差しが強いことも
- 防犯対策も忘れずに。貴重品の管理やテントの施錠を徹底する
子ども向けの持ち物
ファミリーキャンプでは、子どもが楽しく、安全に過ごせるような準備 が大切です。
大人だけのキャンプと違い、子ども向けの装備や遊び道具をしっかり揃えておくことで、子どもが退屈せず、家族全員が快適に楽しめます。
ここでは、子ども向けの持ち物リスト と、あると便利なアイテムを紹介します。
1. おもちゃ・遊び道具(アウトドア向け)
キャンプ場にはテレビやゲーム機がないため、自然の中で遊べる道具を準備しておくと、子どもが飽きずに楽しめます。
✅ 外遊び用のおもちゃ
- フリスビー・ボール(広場で遊べる)
- しゃぼん玉セット(小さい子も楽しめる)
- 虫取り網&虫かご(昆虫観察ができる)
- 水遊びグッズ(川・海キャンプ用)(水鉄砲・バケツなど)
💡 木の枝や葉っぱを使って、即席の工作遊びをするのもおすすめ!
おすすめアイテム:ドッヂビー
ドッヂビーは柔らかい素材で、安全に遊べるので小さな子どもにもぴったりです!
✅ 室内・テント内で遊べるもの
- トランプ・UNO(雨の日や夜に楽しめる)
- お絵かきセット・ぬりえ(静かに過ごしたいときに)
- 絵本・読み聞かせ用の本
2. 子ども用の防寒具・安全装備
キャンプ場では、日中と夜間の気温差が大きいため、子どもの防寒対策 も重要です。
また、転倒や虫刺されなどのリスクがあるため、安全対策もしっかりしましょう。
✅ 子ども用の防寒アイテム
- フリースジャケットやダウンベスト(寒い時のために)
- ネックウォーマー&手袋(秋冬キャンプなら必須)
- 厚手の靴下&レッグウォーマー(足元の冷え防止)
おすすめアイテム:キッズ用フリースジャケット 「〇〇キッズフリースは軽くて暖かく、動きやすいのでキャンプに最適!」 → 〇〇キッズフリースの詳細はこちら(Yahooショッピングリンク)
✅ 安全対策グッズ
- ヘッドライト(子ども用)(夜道を歩くときに)
- リストバンド型のホイッスル(迷子対策)
- 靴に装着できる反射バンド(夜の視認性アップ)
💡 子どもは夜のキャンプ場で迷いやすいので、目立つ色の服を着せるのもおすすめ!
3. 迷子防止の工夫
キャンプ場は広く、子どもが迷子になるリスク があります。
事前にルールを決め、対策をしておくと安心です。
✅ 迷子防止のための工夫
- 目立つ服を着せる(派手な色や柄の服だと見つけやすい)
- 親のスマホ番号を書いたネームタグを持たせる
- キャンプサイトの場所を事前に教える
- 「勝手に1人で遠くへ行かない」というルールを決める
💡 子どもと「迷子になったらココに戻る」と約束しておくと安心!
まとめ
- 外遊び&テント内遊びの両方を準備すると、子どもが飽きずに楽しめる
- 防寒対策はしっかり!寒暖差に備えて、重ね着できる服を持参する
- ヘッドライト・ホイッスル・反射バンドなど、安全グッズを活用
- 迷子防止対策をして、子どもが安心して遊べる環境を作る
まとめ(持ち物チェックリスト)
ファミリーキャンプを快適に楽しむためには、事前の準備が何よりも大切 です。
本記事で紹介した持ち物をチェックしながら、忘れ物のないように準備しましょう!
✅ ファミリーキャンプ持ち物チェックリスト
1. 基本装備(テント・寝具)
☐ テント(家族の人数+1人分の広さ)
☐ グラウンドシート(テントの下に敷く)
☐ タープ(日よけ・雨よけ用)
☐ 寝袋(季節に合ったものを選ぶ)
☐ インフレータブルマット or コット(寝心地アップ)
☐ キャンプ用枕
おすすめアイテム:設営が簡単なファミリー向けテント
2. 調理用品と食事準備
☐ キャンプ用バーナー or コンロ
☐ クッカーセット(鍋・フライパンなど)
☐ 包丁&まな板
☐ トング・フライ返し・お玉
☐ クーラーボックス(食材・飲み物の保冷用)
☐ 保冷剤・氷
☐ カトラリー(箸・スプーン・フォーク)
☐ 食器(プレート・カップ)
おすすめアイテム:軽くて持ちやすいシェラカップ
3. 服装と身の回り品
☐ 季節に合った服(重ね着できるもの)
☐ レインウェア(突然の雨に備える)
☐ 帽子・サングラス(紫外線対策)
☐ 速乾タオル・洗面用具(歯ブラシ・石けんなど)
☐ 日焼け止め・虫よけスプレー
4. 安全対策と便利グッズ
☐ ファーストエイドキット(絆創膏・消毒液・薬)
☐ ランタン・懐中電灯・ヘッドライト
☐ モバイルバッテリー(スマホ・ライトの充電用)
☐ 虫よけ器(電池式・蚊取り線香など)
☐ 防犯グッズ(セキュリティアラーム・南京錠)
5. 子ども向けの持ち物
☐ 外遊び用おもちゃ(フリスビー・ボールなど)
☐ テント内で遊べるもの(トランプ・絵本)
☐ 防寒着(フリース・ネックウォーマー)
☐迷子防止グッズ(ホイッスル・反射バンド・GPSトラッカー)
おすすめアイテム:ドッヂビー
快適なファミリーキャンプのコツ
- 荷物をリスト化して、準備をスムーズに!
- 天気予報をチェックして、服装や持ち物を調整する
- 子どもが楽しめる遊び道具を準備して、退屈しない工夫をする
- 安全対策を万全にして、安心してアウトドアを楽しむ
ファミリーキャンプは、自然の中で 家族の思い出を作れる最高の機会 です。
しっかり準備をして、快適で楽しいキャンプを楽しんでください!
よりキャンプを楽しむために
必要最低限のものが揃ったらキャンプをより楽しむために焚き火グッズを購入するのもおすすめです。
以下の道具は私も実際に使っている道具ですので、興味があればお試しください。
焚き火台
収納しやすく、設置が簡単。焼き網もついているので、これ一つでBBQもできます!
リンク
焚き火トング
薪や炭を掴みやすいです。
焚き火用手袋
素手は熱いので、何かしら手袋をした方が安全です。
焚き火シート
着火剤
マッチ型でライターなどが無くても火をつけることができます。
ガストーチ
着火剤に火がつかなかった用の保険に。CB缶からガスを補充できて便利です。
炭
焚き火ではありませんが、BBQ用にあると火持もよく便利です。
火消し壺
炭の火消し用です。余った炭も持ち帰ることができます。
おわりに
秋は夏に比べて涼しく、蚊などの虫も少ないため、キャンプデビューには最適です。
我が家も秋にキャンプてビューしました。
上記の持ち物リストを参考にファミリーキャンプをしてみてください。
ちなみにいきなりテントなどの高額なものは買えないという方は
hinataレンタルでお試しをしてから買うのもありです。
また、キャンプ場はなっぷで予約するとポイントも貯まるのでおすすめです!
最後までお読みいただきありがとうございました。